「挨拶」はコミュニケーションの基本
挨拶はコミュニケーションの基本であり、雰囲気を大きく変える役割も担っています。挨拶によってもたらされる効果をご紹介します。
挨拶がない職場は効率が悪い?
「職員同士の挨拶がない」「目を見て挨拶しない」「自分から挨拶をしない」「挨拶をされても返さない」「無表情で挨拶する」といったように、挨拶に消極的な人が周囲にいませんか。もしこの中で当てはまるものがあるのであれば、挨拶がしっかりできていない職場である可能性が高くなります。
きちんとした挨拶ができていない職場は、消極的な考え方をする傾向もあるとされており、職員があまり協力的でなかったり効率が悪かったりと仕事に対して大きな影響を与えてしまいかねません。
挨拶はコミュニケーションの第一歩としてとても大事なことなので、もし挨拶が消極的な職場なら積極的に挨拶を行ってみてください。がらりと職場の雰囲気が変わっていくはずです。
まずは上司から挨拶をしよう
職場では部下が上司に挨拶をするのがほとんどですが、その場合は自発的に行われた挨拶というよりも「目上の人だから」と義務感から挨拶をしている人のほうが多いのではないでしょうか。職場の雰囲気を変えるためにはまず職場を取りまとめている人から積極的に挨拶をするようにしましょう。上司が積極的に挨拶をしてくれると親近感も湧きやすくなります。
こまめに笑顔で挨拶をしよう
「おはようございます」と「お疲れさまでした」の出退勤時の挨拶だけでは不十分です。休憩や外出をする人には「行ってらっしゃい」「おかえりなさい」、すれ違ったら「お疲れさまです」、何かしてもらったら「ありがとうございます」といったように場面に合わせていろいろ挨拶をしてみましょう。また、その際は相手の目を見て笑顔で行うことがポイントです。積極的に挨拶をしていても無表情や仏頂面では相手に気持ちも伝わらず良い印象を与えることもできません。明るく挨拶するからこそ職場の雰囲気も明るくなるのです。
強制はNG
職場の雰囲気を変え、仕事の効率を上げるためといっても挨拶を強制するのはNGです。強制されると義務感が大きくなり気持ちの良い挨拶どころか、嫌々挨拶をすることになるため逆に雰囲気を悪くしてしまいます。自発的に挨拶が行えるような雰囲気にすることが重要です。
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